今日は、学校のグランドを緑豊かにするための芝張りについてお話します。芝生の校庭は、子供たちにとって運動や遊びやすく、見た目も爽やかです。では、校庭の芝張りの基本とコツを見ていきましょう。
1.準備が大切
まずは、芝を張る場所の準備から始めましょう。土壌をしっかりと整えることが大切です。以下のステップのようになります。
雑草の除去:土壌が固い場合は、スコップや耕運機等を使って柔らかくします。必要に応じて、堆肥や砂等を混ぜて土壌の質を改善しましょう。
排水対策:水はけが悪い場所には、暗渠排水を設置することも検討する必要がありますね。これにより、芝生が水浸しになるのを防ぎます。
2.芝の選び方
次にどの種類の芝をチョイスするか考えましょう。例えば地域の気候や校庭の使用目的に応じて、適した芝を選ぶことが重要です。運動量が多い校庭には耐久性のあるティフトン芝が適してると思いますが、既存の高麗芝が半分程度あるので今回は同じ高麗芝にしました。
3.芝を張る
芝の配置:芝を敷く場所に均等に配置します。芝の端が重ならないように注意しましょう。今回行ったのは、詰まりの早さと乾燥も防げるベタ張りです。
ローリング₍転圧₎:芝を敷いた後、ローラーを使ってしっかりと押さえます。これにより芝と土壌が密着し、根付きやすくなります。
目土の散布:目土を均等に散布し、レーキ等を使って芝生全体に薄く広げていきます。
水やり:芝を張った直後はたっぷりと水を与えます。最小の数週間は特注意して水やりを行い、芝が根付くのを助けましょう。
4.メンテナンス
芝を張った後も、定期的なメンテナンスが必要です。
刈り込み:芝が伸びてきたら、適度な高さに刈り込みます。刈り込みすぎないよう注意が必要です。
堆肥:定期的に肥料を与え、芝の健康を保ちます。時期に応じた肥料をチョイスしましょう。
病害虫対策:病害虫の発生を防ぐため、定期的にチェックし、必要に応じて対策を講じます。